David Milliken
[ロンドン 9日 ロイター] - 英小売協会(BRC)が9日発表した3月の小売売上高は前年同月比
3.5%増だった。前期の1.1%から伸びが加速し、昨年8月以来最大の伸びとなった。また最新の消費者物価指数(CPI)の伸び率を2年超ぶりに上回った。
ただ、数字は季節調整前で、復活祭が昨年より一週間以上早く3月31日となったことが影響している。
BRCのヘレン・ディキンソン最高責任者は、「3月は小売売上高の伸びが改善したが、主に復活祭が例年より早い時期に当たったことが要因だ。休暇に伴い食品の販売が伸びた」と指摘。3月は雨天が多く、庭関連の家具や住宅修繕関連製品、衣料、履物の販売は低調だったと述べた。
第1・四半期の食品売上高は前年比6.8%増。一方、非食品は1.9%減少した。