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5月13日のNY為替概況

発行済 2016-05-14 04:41
更新済 2016-05-14 05:00
5月13日のNY為替概況
 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円56銭へ上昇後、108円59銭へ反落した。
米国の4月小売売上高が予想を上回り1年ぶりの大幅な伸びを示したほか、5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値も予想外に上昇したため年内の利上げ観測が強まりドルが急伸した。
しかし、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が国民投票で英国がEU離脱した場合のリセッション(景気後退)の可能性を警告し世界経済への懸念がくすぶったほか、仙台でのG7財務相・中央銀行総裁会議を控えて関係者が「為替が主な議題にならない」としたため当局の円高是正介入警戒感が後退し円買いが再燃。
ユーロ・ドルは、1.1356ドルから1.1283ドルへ下落した。
ユーロ・円は、123円82銭から122円76銭へ下落。
株安を嫌ったリスク回避の円買いが再燃した。
ポンド・ドルは、1.4414ドルから1.4341ドルへ下落した。
ドル・スイスは、0.9706フランから0.9775フランへ上昇した。
[経済指標]・米・4月小売売上高:前月比+1.3%(予想:+0.8%、3月:-0.3%)・米・4月生産者物価指数(PPI):前月比+0.2%(予想:+0.3%、3月:-0.1%)・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:95.8(予想:89.5、4月:89.0)・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率:2.5%(4月:2.8%)・米・3月企業在庫:前月比+0.4%(予想:+0.2%、2月:-0.1%)

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