こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
6/22付の「DailyOutlook」では、3-5月期決算発表について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『来週から、3-5月期決算発表が本格化する。
2月期決算企業の第1四半期にあたり、消費関連企業が比較的多い』と伝えています。
続けて、一方、シーズHD(4924)やヤーマン(6630)などインバウンド関連で成長期待のある企業が足元で先行投資を始めており、業績の観点ではネガティブサプライズとなっていることに注意が必要であることを挙げ、『今後数年にわたって訪日客の増加が続くことを見越して、先行投資を進めることは企業経営の見地からは正当な戦略であろうが、株式市場では一時的な投資増(=利益減)をネガティブ視してしまう。
また、人件費増もリスク要因だ。
18日にすでに決算発表を終えたツルハHD(3391)は18/5期は好決算だったものの、人件費増を主な理由に市場予想を大幅に下回る19/5期見通しを発表した』と分析しています。
さらに、『3-5月期の決算発表は7月もイオン(8267、4日)、セブン&アイHD(3382、5日)、ビックカメラ(3048、10日)、ローソン(2651、11日)、コスモス薬品(3349、12日)と続く予定だ』とまとめています。
最後にレポートでは、『来週の主な3-5月期決算発表予定』を紹介しています。
具体的にはしまむら (T:8227)や高島屋 (T:8233)、ニトリHD (T:9843)など全13銘柄が挙げられていますので、詳しくは6/22付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜