[4日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は4日、連邦準備理事会(FRB)が利下げを終了したかは不明とした上で、時期尚早に利上げを開始すべきではないとの認識を示した。
カシュカリ総裁はCNBCに対し、米景気回復局面において金融政策は総じて過度に引き締まっていたとし、FRBは一段と緩和的になるべきと述べた。
さらに、賃金の伸びが加速しない限り、最大雇用は達成できないと指摘したほか、欧州や中国を含む世界の経済動向は減速しており、米国がその影響から免れることはないとけん制した。
また、FRBはマイナス金利を導入したい政策手段とはみなしていないものの、導入の可能性も排除していないと述べた。
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