[東京 6日 ロイター] - 証券取引等監視委員会は6日、香港の投資会社CVPホールディングスの役職者がイノテック (T:9880)株式で内部者取引を行ったとし、課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告した。課徴額は1億9625万円で、内部者取引による違反金としては過去最大となる。
監視委によると、CVPの役職者は外国籍の40歳代男性で、イノテックとの資本・業務提携が公表された2017年8月29日より前に、イノテック株99万1600株(7億7551万5700円)を買い付けた。
(山口貴也) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191206T090616+0000