[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州連合(EU)の一般裁判所(高裁に相当)は8日、欧州中央銀行(ECB)が2018年に仏銀行大手クレディ・アグリコル (PA:CAGR)と子会社に科した総額490万ユーロの罰金について、ECBは適切に正当化する根拠を提示しなかったとの判断を下し、罰金を無効にした。
一般裁は、クレディ・アグリコルが承認を得ずに一部資本を普通株等Tier1(CET1)に分類したことに対しECBは制裁を科す権利はあったが、罰金を科したことの適切な根拠は示さなかったとした。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200708T133740+0000