40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ユーロ圏経済は転換点、PEPP終了議論は尚早=ECB総裁

発行済 2021-06-14 15:00
更新済 2021-06-14 16:09
© Reuters. FILE PHOTO: European Central Bank President Christine Lagarde addresses European lawmakers during a plenary session at the European Parliament in Brussels, Belgium February 8, 2021. Olivier Matthys/Pool via REUTERS/File Photo

[フランクフルト 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ユーロ圏経済は転換点にあるが、新型コロナウイルス危機を受けて導入した緊急支援措置の縮小を議論するには、回復が強固で持続可能なものになる必要があると指摘した。14日公表されたポリティコとのインタビューで述べた。

ラガルド総裁は「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)が3月31日に停止すると示唆してはいない」とし、「われわれには十分な柔軟性があるが、経済見通しの点では正しい方向に進んでいる」と述べた。

新型コロナのパンデミック(世界的流行)の危機局面が終了するまで、あるいは少なくとも来年3月31日まで継続する予定の1兆8500億ユーロ規模のPEPPについて「この問題を議論するのはかなり時期尚早だ」と述べた。

エコノミストは、ECBが9月の理事会でPEPPの終了に関する議論を開始すると予想。ロイター調査によると、大多数のECBウォッチャーはPEPPが拡大・延長されることはないとみている。

ECBは、以前から存在する厳格な「資産買い入れプログラム(APP)」に軸足を移す公算が大きいとみられている。インフレ率は今後数年、ECBの目標を下回って推移する見通しで、APPは無期限で継続される公算が大きい。

総裁は「われわれは転換点にある。(新型コロナウイルスの)別の変異株を踏まえても、われわれは回復軌道にあり、新型コロナ前の水準に向けてしっかりと進んでいる」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます