40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

日銀の21年度当期剰余金は1兆3246億円の黒字、国庫納付金1兆2583億円

発行済 2022-05-27 17:06
更新済 2022-05-27 17:09
© Reuters.  日銀が27日発表した2021年度決算によると、最終利益にあたる当期剰余金は前年度比1054億円増の1兆3246億円となった。写真は都内の日銀で2016年9月撮影(202

[東京 27日 ロイター] - 日銀が27日発表した2021年度決算によると、最終利益にあたる当期剰余金は前年度比1054億円増の1兆3246億円となった。01年度以来の高水準。当期剰余金から法定準備金と配当金を差し引いた国庫納付金は1兆2583億円だった。

経常利益は前年度比4421億円増の2兆4185億円と、現行の日銀法が施行された1998年度以降で最高となった。為替円安に伴って外国為替関係損益の益超幅が拡大したほか、上場投資信託(ETF)の分配金増で運用益が増加した。

地域金融強化のための特別当座預金制度の支払利息は647億円だった。

21年度末の自己資本比率は9.29%で、前年度末の8.87%から上昇した。

総資産残高は前年度末比3.0%増の736兆2535億円で過去最高となった。

貸出金が、新型コロナウイルス感染症対応金融支援特別オペ等の増加から、前年度末比20.4%増の151兆5328億円となった。

国債の保有残高は526兆1736億円と前年度末比1.1%減少。長期国債の残高が増えた一方、短期国債の償還が進んだ。残高が減少したのは08年度以来13年ぶり。このほかETFが同1.9%増の36兆5657億円、J━REITが同0.1%減の6661億円となった。

3月末時点で保有していたETFは時価ベースで51兆3109億円。前年度末の51兆5093億円から減少した。含み益は14兆6854億円と、前年度末の15兆4444億円から減少した。

(杉山健太郎 編集:石田仁志)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます