[天津（中国）／ベルリン ２７日 ロイター] - 中国の李強首相は２７日、内外の財界人との会合で、政府は外国企業の進出を支援すると表明した。
医薬品の政府調達方針を改善し、新しいデータ管理規制に対する外国企業の懸念に細心の注意を払うと説明した。
外国企業に対するセキュリティチェックを悪用することはないと述べたが、詳細には触れなかった。また中国の規則に違反している企業もあると警告した。
独自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）の中国部門トップ、ラルフ・ブランドシュテッター氏は李氏との会談で、国境を越えるデータの移転について中国はより明確にする必要があると指摘し、中国が欧州とどのように協力するか尋ねた。
また電気自動車（ＥＶ）、プラグインハイブリッド、燃料電池車の市場は参加者が多過ぎて市場発展のための資金が不足していると指摘した。
会談での発言の原稿をロイターが入手した。