[ロンドン 28日 ロイター] - JPモルガンのアナリストは28日、日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)の運用柔軟化を決定したことを受けて、円に対する「弱気」の見方を維持するとした。
リサーチノートで「短期的にはある程度」円高になる可能性はあるが、インフレの主な決定要因に変化がない限り、日銀が緩和的なスタンスを根本的に変えることは難しいだろうと指摘した。
日銀の発表を受けて、円の対ドル相場は1.2%安から1%高の間で振れる展開となった。直近では横ばいの1ドル=139.35円となっている。