Yoshifumi Takemoto
[東京 12日 ロイター] - 自民党は12日午前に党役員会を開き、役員人事を岸田文雄首相に一任した。茂木敏充幹事長が役員会後の会見で明らかにした。
茂木幹事長によると、岸田首相は人口減少問題など政府・自民の総力を挙げて先送りできない課題のために閣僚・党役員人事を行う、と話したという。
岸田首相は公明党の山口那津男代表とも会談、山口代表は13日の内閣改造について公明党の要望を伝えたことを明らかにした。
国内の複数メディアによると、首相は国土交通相のポストについて、公明党の斉藤鉄夫国交相を留任させる方向で調整しているという。
国内メディアはまた、首相は自民党の党4役のうち、茂木幹事長を続投させ、選挙対策委員長に小渕優子組織運動本部長を起用する方針と伝えている。森山裕選挙対策委員長を総務会長に充て、萩生田光一政調会長は留任させる方向で最終調整しているという。