[ロンドン 2日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のキャサリン・マン委員は2日、英中銀の予測は高インフレが持続する可能性が高いという個人的な見解と根本的に異なると述べた。
講演で、8月に公表された中銀の予測は2021年12月以降の利上げ効果を過大評価していると指摘。「(金融政策報告書の)予測では、私が可能性が高いと考えるものとは根本的に異なるストーリーが長期にわたり語られてきた」とし、「私のストーリーは、内需がより底堅く、物価上昇圧力がより持続するというもので、より制約的な金融政策スタンスが必要になる」とした。