[マニラ 6日 ロイター] - フィリピンのジョクノ財務相は6日、今月16日の次回の中央銀行・金融政策委員会で政策金利の据え置きに投票すると述べた。
ジョクノ氏は金融政策委員会のメンバー。インフレ率が低下しており、利上げを実施する理由はないとしている。
中銀は10月のインフレ率を5.1─5.9%と予測。9月は6.1%だった。
中銀は10月26日、0.25%ポイントの緊急利上げを発表した。
今月7日には10月のインフレ統計、9日には第3・四半期の国内総生産(GDP)統計が発表となる。
ジョクノ氏は、第3・四半期の経済成長率が第2・四半期を上回るとの見通しを示した。