[チューリッヒ 25日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は、12月14日の政策決定会合で利上げする可能性を排除できないとの見解を明らかにした。
スイス紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングに「インフレを克服したと宣言することはまだできない」と語った。
スイスのインフレ率は中銀の目標である2%を下回っているが、ジョルダン氏はインフレの見通しについては不確実性が高いとの見方を示した。
「この不透明な状況の下でわれわれは今後の動向を注意深く見守り、12月の会合で金融政策をさらに引き締める必要があるかどうかを決定する」と述べた。