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インド製造業PMI、11月は56.0に上昇 コスト圧力緩和

発行済 2023-12-01 17:13
更新済 2023-12-01 17:18

Anant Chandak

[ベンガルール 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した11月のインド製造業購買担当者景気指数(PMI)は56.0と、10月の55.5から上昇した。

需要が好調だった。好不況の分かれ目となる50を約2年半にわたって上回っている。投入価格の上昇率は40カ月ぶりの低水準。

S&Pグローバルの経済アソシエートディレクター、ポリアンナ・デリマ氏は「インドの製造業が好調であることは明らかだ。来年も好調を維持するだろう」と指摘した。

生産と新規受注は増加ペースが加速。雇用は8カ月連続で増加した。

今後1年間の企業信頼感は引き続き強く、将来の生産を示す指数は62.2。ただ、予想インフレ率の上昇で7カ月ぶりの低水準となった。

内需は堅調とみられるが、新規輸出受注は5カ月ぶりの低水準。

投入価格の上昇ペースは2020年7月以来の低水準。産出価格の上昇率は7カ月ぶりの低水準にとどまった。

同氏は「原材料や部品の価格は11月も上昇したが、投入物の世界的な需要低迷でサプライヤーからの入手が容易になり、コスト圧力が大幅に緩和した」と述べた。

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