Takaya Yamaguchi
[東京 3日 ロイター] - 斉藤鉄夫国土交通相は3日、日本航空516便と海上保安庁の航空機の衝突事故を受け、同日予定されていた国内線137便、国際線4便が欠航となると明らかにした。都内で記者団に語った。
斉藤国交相は「航空会社にはできる限りの追加便の運航を要請し、空港ターミナル会社には滞留者に必要な支援を行うよう指示した」と言及。「JR各社にも対応を要請し、新幹線の臨時列車が運転されることになった」と述べた。
国交相に先立ち会見した林芳正官房長官は国内線116便、国際線4便の欠航が見込まれるとしていたが、国内便の欠航予定が増えた。
羽田空港では、事故直後に閉鎖した3本の滑走路については昨夜のうちに運用を再開したが、事故のあったC滑走路は再開のめどが立っていない。斉藤国交相は「現地調査や事故機撤去後、早期に再開できるよう対応に全力を尽くす」としている。