[ワシントン 21日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)とウクライナが、総額156億ドルのウクライナ向け融資プログラムのうち8億9000万ドル分の供与に向けて交渉していることが分かった。関係者が明らかにした。
交渉は22日までポーランドのワルシャワで行われている。
ウクライナ向け次回融資でスタッフの合意が得られれば、IMFのマネジメントと理事会で検討され、最終承認は3月後半に見込まれるという。
ブルームバーグは先に、IMFが9億ドルの次回融資について合意に近づいていると報じた。
IMFの広報担当者は、IMFスタッフらがウクライナ向け拡大信用供与ファシリティーの第3回審査を行うためにワルシャワに滞在していることを確認したが、可能な供与額についてはコメントを避けた。