🔥 プレミアムなAIの力による株式選択を、InvestingProから今なら最大50endbold%特別セールを請求する

金融セクターの動向に改めて関心が集まるか【クロージング】

発行済 2017-08-23 16:18
更新済 2017-08-23 16:33
金融セクターの動向に改めて関心が集まるか【クロージング】
6502
-
8306
-
23日の日経平均は6営業日ぶり反発。
50.80円高の19434.64円(出来高概算14億5000万株)で取引を終えた。
22日の米国市場は、米政権に対する先行き不透明感や北朝鮮情勢の緊迫化による株価下落が一服し、値ごろ感から買いが広がった。
この流れを受けたシカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の19480円となるなか、東京市場は買い先行で始まった。


しかし、ジャクソンホール会合といった重要な経済イベントを控えており、これを見極めたいとするムードが強い中では、上値を買い上がる流れにはならず、日経平均は寄付き直後につけた19561.32円を高値に、その後は上げ幅を縮めている。
セクターでは繊維、石油石炭、パルプ紙、情報通信、小売、電気機器がしっかり。
半面、鉄鋼、海運、電力ガス、銀行、その他金融が小安い。


日経平均は陰線形成となり、出来高も低水準といった形での模様眺めムードの強い相場展開である。
5日線を上回って始まったが、終値では同線を下回っており、反発ながらも調整トレンド内での値動きであり、自律反発の域を脱していない状況である。
一目均衡表では転換線に上値を抑えられており、この抵抗をクリアできないと、雲を大きく下放れる格好から、調整が長期化することも警戒されそうだ。


なお、ジャクソンホール会合前は金融政策への思惑から、長期金利が上昇しやすい傾向にある。
そのため金融セクターの動向に関心が集まりやすいと考えられるが、本日は三菱UFJ (T:8306)の弱さが目立っていた。
ただ、前引け後に大口のクロスが入っており、市場関係者の話としては東芝 (T:6502)が保有分をすべて売却したとの見方がされているようである。
売り決めによる影響とみられ、これの需給が一巡することで、週末にかけての金融セクターの動向に改めて関心が集まろう。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます