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取引は市場関係者の想定以上に膨らみ、サーキットブレーカーが2回発動したこと、CBOEのウェブサイトではアクセスが急増し、処理遅延と停止が発生したことが伝わっている。
先物取引の好調を受けて、様子見ムードが払拭されたことでビットコイン価格は日本市場でも昼にかけて大幅に上昇する展開となった。
本日は、4時ごろからビットコイン価格が上昇、一時1,982,935円をつけた後はやや利食い優勢ながら、概ね横ばい推移となっている(8時30分ごろのビットコイン価格は1,933,860円、17,052.90ドル)。
世界の主要仮想取引所のビットコイン売買高を調べたところ、10月のシェアは円が42%と米ドル(36%)を抜いて世界1位、11月も日本は41%と首位を維持し、円建ての売買が世界の5割を超える日もあるということが伝わっている。
また、GMOインターネット (T:9449)は18年3月から社員が申請すれば給与の一部をビットコインで受け取れるようにすると一部メディアが報じている。
国内グループ会社の社員約4,000人が対象となるようだ。
ビットコインの投資対象としての位置づけが急速に高まるなか、給与などの側面からも関心が高まることはポジティブな材料となるだろう。
ただし、先物の取引開始という投資家の関心度の高かったイベントが一旦通過したことを受けて、本日は利食いをこなしながらの展開となりそうだ。
※ビットコイン/日本円はフィスコ仮想通貨取引所、ビットコイン/米ドルはCoin Market Cap参照。
なお、ビットコイン価格については値動きの関係上、ニュース作成時から大きく変動している場合がございます。
あらかじめご了承ください。