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東証2部に新規上場・指定替えから1年~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)

発行済 2018-01-18 09:34
更新済 2018-01-18 10:00
東証2部に新規上場・指定替えから1年~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)
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こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。


eワラント証券のコラムで「東証1部に昇格する可能性のある銘柄」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。


成長に伴って呼び名が変化していく魚のことを「出世魚」と言いますが、『株式市場でも上場市場を変更して出世していく銘柄』がありますね。
株式市場での主な市場変更のルートは次の通りです。
1.東証2部→東証1部、2.東証マザーズ→東証1部、3.東証ジャスダック→東証1部、4.東証ジャスダック→東証2部→東証1部です。


『東証ジャスダックからいきなり東証1部に指定替えになるのと、東証2部を経由してから1部に指定替えになる2パターンがあるのは、元の市場によって指定替えのための時価総額基準が異なるから』だと同コラムでは述べています。


『東証2部や東証マザーズから東証1部への昇格基準は時価総額で40億円以上』ですが、『東証ジャスダックから東証1部への昇格基準は時価総額で250億円以上とケタ違いに大きい』のです。
そのため、『時価総額100億円程度の東証ジャスダック銘柄の場合、いったん東証2部に市場変更を行い、昇格基準を時価総額40億円に下げてから東証1部に昇格するルートを取る銘柄があることから、昇格に2パターンある』のです。
そして、『決算期変更を行わない場合、前の市場に上場してから1年以上経過後に昇格するケース』が多くなっているようです。


そこで、同コラム内で注目しているのは、『東証2部銘柄の中で、昨年新規上場または、東証ジャスダックから東証2部に指定替えになった銘柄』です。


ウェーブロックホールディングス (T:7940)は、2017年4月に東証2部に新規上場しています。
壁紙トップのサンゲツ (T:8130)(東証1部)の連結子会社で、壁紙、防虫網で首位です。
産業資材・食品包材、金属調加飾フィルなど、ニッチトップの多彩なビジネスを行っています。
他にも2銘柄、『昨年新規上場または、東証ジャスダックから東証2部に指定替えになった銘柄』をご紹介しています。
東証1部に昇格する可能性も含めて注目ですね。


なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の1月12日付のコラム「東証2部に新規上場・指定替えから1年」にまとめられています。


馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。


フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子


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