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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGの指数インパクトに期待

発行済 2018-04-11 08:44
更新済 2018-04-11 09:00
前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGの指数インパクトに期待
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■株式見通し:ソフトバンクGの指数インパクトに期待
■決算チェック:ディスコの18年1-3月期営業利益は1割増の公算、見直し買いの可能性も
■前場の注目材料:JDI、研究開発を再編、海老名の技術者、事業ごとに集約


■ソフトバンクGの指数インパクトに期待

11日の日本株市場は買い先行の展開になろう。
10日の米国市場ではNYダウが428ドル高、ナスダックが143ポイント高となり、支援材料になりそうだ。
もっとも、上昇の要因としては中国の習近平国家主席が、自動車の関税引き下げなど市場参入の大幅緩和に言及し、米中貿易摩擦への懸念が後退したことであり、織り込み済みの面はある。
そのため、シカゴ日経225先物(大阪比20円安の21840円)同様、大きな反応は期待しづらいところではある。


そんな中、市場のけん引役としてソフトバンクG (T:9984)の動向に市場の関心が集まりやすいだろう。
グループ傘下の米スプリントとTモバイルUSが経営統合に向けた交渉を再開したと報じられており、スプリントは17%超の上昇、ソフトバンクGはADRで5%を超える上昇となっており、指数インパクトが大きいソフトバンクGが日経平均を牽引することになりそうだ。
同社の株価は年初来安値圏で推移しており、需給面での手掛けづらさはありそうだが、値ごろ感からの買いが入りやすいとみられる。


また、フェイスブックのザッカーバーグCEOが議会証言を行い、議会証言内容が評価される格好からアク抜けを意識した動きをみせている。
ハイテク株には本格化する決算を前に、見直す動きが散見されてきており、FANG銘柄の出直りも値がさハイテク株等への支援材料になろう。
一方で、これまで相場を支えてきた内需セクターについては、決算が佳境を迎えるなか、リバランスの流れから利益確定に向かわせることになりそうだ。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ディスコの18年1-3月期営業利益は1割増の公算、見直し買いの可能性も

半導体や電子部品メーカー向け精密加工装置を製造などを手掛けるディスコ (T:6146)の18年1-3月期営業利益は前年同期比比1割増の115億円前後になったようだと報じられている。
18年3月期期営業利益は前期比64%増の517億円程度になったもようで会社計画501億円(同60%増)を上回り、市場コンセンサスの516億円程度を確保したとみられ、4期連続の過去最高益となる見込みだ。
通期売上高は同25%増の1675億円に達する見通しだ。
ネット経由の動画配信の増加でデータセンター向け半導体の需要が好調に伸びているうえ、IoTの普及本格化が半導体需要の増加を加速させつつあるという。
同社株価は17年11月27日の28390円を直近のピークとして調整局面に入った後、18年4月に22000円台で値固めの動きとなっている。
18年3月期の会社予想ベースでPER(株価収益率)は23.3倍であり、業績の良好さを踏まえると、株価には十分な割安さがあるように感じられる。
10日の米株式市場でハイテク株上昇などの外部環境も支援材料に、見直し買いが入る可能性がありそうだ。



■前場の注目材料

・NYダウは上昇(24408.00、+428.90)
・ナスダックは上昇(7094.30、+143.96)
・米原油先物は上昇(65.51、+2.09)
・VIX指数は低下(20.47、-1.30)
・ソフトバンクG、ADRで5%超の上昇
・ドル円、1ドル107円20-30銭
・日経平均は上昇(21794.32、+116.06)
・日銀が大規模緩和維持
・好業績銘柄に押し目買い

・JDI (T:6740)、研究開発を再編、海老名の技術者、事業ごとに集約
・ケーヒン (T:7251)、開発体制拡充、電子制御システム、新研究拠点を活用


☆イベントスケジュール
日本
・10:10  国債買い入れオペ(残存期間1年超5年以下と5年超10年以下)(日本銀行)

海外
・10:30  中・消費者物価指数(3月)  2.6%  2.9%
・10:30  中・生産者物価指数(3月)  3.3%  3.7%

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