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前日はトルコリラがいったん下げ止まったことを受けてリスク回避ムードが後退し、マザーズ先物も自律反発を見せた。
ただ、マザーズ指数寄与度の大きいメルカリ (T:4385)やサイバーダイン (T:7779)などが軟調で、次第に上値の重い展開となった。
日経平均は500円近い上昇となったものの、市場では買い戻し主導との声が多く、投資マインドが大きく改善したとは言えないだろう。
新興国通貨安など外部環境への警戒感が続けば、新興市場でも好業績銘柄などの個別材料株への物色にとどまり、マザーズ先物は戻りの鈍い展開となりそうだ。
マザーズ市場では第1四半期が好決算となったMRT (T:6034)、業績予想を上方修正したバンクオブイノベ (T:4393)などが注目されるだろう。
上値のメドは980.0pt、下値のメドは960.0ptとする。