中国企業のPing An Insurance (HK:2318)は今後10年間にわたり、テクノロジー調査と開発に15億ドル規模の投資を行う計画を表明した。今回の投資にはブロックチェーン技術の開発やAI技術への投資などが盛り込まれている。
中国最大規模の時価総額を抱えるこの保険会社は既にテクノロジーへの開発に焦点を当てている。同社は過去10年間で70億ドルもの規模でフィンテック分野や健康関連の研究開発に投資しており、売上の1%に当たる。
同社は木曜日の投資家イベントにおいて「今回の投資政策に対する目標として、金融サービス業界におけるプレゼンスを固めること」と述べた。
しかしこの報道は金曜日の香港市場において株価上昇には至らなかった。アメリカ東部標準時間の午前1時54分(6:54 GMT)時点における株価は2.29%下落のHK$76.90となった。
10月29日、同社は第3四半期の収益を前年同四半期の228.9億元より7%減の213億元(30.6億米ドル)と発表した。