スギHD (T:7649):4960円(+260円)大幅続伸。
前2月期純利益は前期比1割増の180億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。
9年連続過去最高益で、従来予想の167億円も上振れたようだ。
新規出店効果に加えて、調剤部門で扱う処方箋が伸長しているもよう。
経常利益も265億円の会社計画を10億円近く上回ったようだ。
経常利益の市場コンセンサスは会社計画下振れであったため、ポジティブなインパクトにつながっている。
今2月期も増収増益の公算と。
ギフト (T:9279):3695円(+145円)大幅に4日ぶり反発。
3月の既存店売上高が前年同月比3.5%増になったと発表している。
前月(0.7%増)から伸びが加速した。
客数は2.0%増、客単価は1.5%増。
前年と比べて休日が1日多く、日並びが良かった。
また、気温が低かった地域が多く、天候にも恵まれたため、顧客の来店頻度が上昇した。
全店ベースの売上高は46.0%増。
前日に15万株の立会外分売を終え、需給悪化懸念が払拭されたことも買い戻しにつながっているようだ。
FJネクスト (T:8935):931円(+83円)急騰。
前日に業績・配当予想の上方修正を発表しており、本日の買い材料となっている。
前3月期通期営業利益は従来予想の78億円から100億円に上方修正、マンション販売の計画上振れなどが背景となっているもよう。
つれて、期末配当金も16円から20円に引き上げ、年間配当金は前期比14円増配となる36円となる。
第3四半期までの進捗から上振れ期待はあったとみられるが、修正幅は想定以上との見方になっている。
SUMCO (T:3436):1459円(+73円)大幅続伸。
米国市場では半導体関連株の強い動きが継続、国内の関連株もつれ高する展開が続いている。
前日の米SOX指数は一時3%高となり、過去最高値を更新している。
台湾TSMCがアンドロイド携帯の新機種などに使われる半導体の生産を加速させていると報じられたことで、顧客の中でも積極的に増産していると伝わったAMDが急騰、米半導体株の上昇をけん引した。
レッグス (T:4286):1101円 -ストップ高買い気配。
ウォルト・ディズニージャパンとフード領域におけるライセンス契約を締結し、ディズニーのキャラクターコンテツを使用した商品の製造販売およびグッズ販売コーナーを併設した期間限定のスペシャルカフェをプロデュースすることになったと発表している。
コラボカフェの強力なコンテンツになり得るとして、フードエンターテインメント事業の一段の拡大が想定される形になっているもよう。
JDI (T:6740):89円(+5円)続伸。
台湾の電子部品メーカーなどで構成する台中連合3社から、最大800億円の金融支援を受け入れることで大筋合意したと報じられている。
外資が議決権の5割弱を握り、「日の丸液晶連合」は頓挫することになるが、同社の経営再建は前進するとの見方が先行へ。
株式価値の希薄化なども想定される一方、資金繰りなどへの警戒感から最悪シナリオも懸念されていただけに、短期的な買い安心感が優勢となっている。
メディシノバ (T:4875):1113円(+66円)大幅に反発。
経口投与の新規化合物MN-001に関し、高中性脂肪血症や高コレステロール血症、高リポタンパク血症を適応として出願中の特許に対し、中国国家知識産権局から承認の通知があったと発表している。
少なくとも34年7月までカバーする。
日本では、同様の特許に加え、広範囲の線維性疾患をカバーする特許が既に承認されている。
今回の特許承認などを受け、今後はアジアでの開発努力を広げていくとしている。
イントランス (T:3237):147円(+5円)大幅に続伸。
料理人の起業支援・経営支援サービスを手掛けるアスラボ(東京都港区)と業務提携契約を締結すると発表している。
フード関連施設(横丁事業)を共同で全国展開する。
横丁事業の第1弾となる施設開発は、北海道旭川市で行う。
食材など地域の資源を掘り起こし、日本人観光客やインバウンド需要を狙う。
アスラボは地方の食材を使い、多様なジャンルの店舗が集まった飲食施設を運営している。