9日の米国市場では、NYダウが190.44ドル安の26150.58、ナスダック総合指数が44.61pt安の7909.28、シカゴ日経225先物が大阪比125円安の21615円。
10日早朝の為替は1ドル=111円10銭台と、9日大引け時点に比べ20銭程度の小幅円高。
本日の東京市場は利益確定売りがやや優勢となろう。
海外投資家の注文とみられる売りが大型銘柄を中心に続いているとの見方が強いこともあり、リスク回避姿勢の強まりから輸出、内需を問わず売り物が広がりそうだ。
また、本日はオプション4月限の特別清算指数(SQ)算出週のため、日経平均の日中変動幅が拡大しやすく、ファーストリテ (T:9983)やソフトバンクG (T:9984)など日経平均の高構成比銘柄への仕掛け的な売りも警戒される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された伊藤ハム米久HD (T:2296)、SMC (T:6273)、ハーモニック (T:6324)、ダイフク (T:6383)、CKD (T:6407)、安川電 (T:6506)、キーエンス (T:6861)、中部電 (T:9502)などに注目。