15日のマザーズ先物は前日比16.0pt高の876.0ptと6日ぶりに反発した。
高値は876.0pt、安値は861.0pt、取引高は1934枚。
前日の米株式市場において、トランプ大統領が貿易協議の合意に自信を示したことで市場の懸念が後退したことから、マザーズ先物にもナイトセッションから売り方による買い戻しの動きが優勢になった。
日中取引では、前場中ごろから開始された上海総合指数の反発スタートが支援材料となり、マザーズ先物の堅調な動きは継続した。
ただ、米中通商協議が継続するなか、個人投資家による積極的な上値追いの動きには陰りが見られ、マザーズ先物はナイトセッション終値水準を大きく上抜けるには至らなかった。
なお、マザーズ市場における物色としては、好業績銘柄や指数インパクトの大きい銘柄への買い戻しの動きが目立つ格好となり、個別では、業績予想を上方修正したJMC (T:5704)やファイバーゲート (T:9450)に関心が集まった。