三連休明け28日の米国市場では、NYダウが237.92ドル安の25347.77、ナスダック総合指数が29.66pt安の7607.35と下落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比215円安の21015円と下げた。
29日早朝の為替は1ドル=110円30-40銭と、28日大引け時点より20銭弱の小幅円高。
本日の東京市場は米国株との連動性の高い任天堂やソフトバンクG (T:9984)、昨日上場した東エレク (T:8035)や村田製 (T:6981)をはじめとする電子部品株を中心に売りに押される展開となろう。
米中摩擦の長期化観測から投資家のリスク回避志向は強く、三菱UFJ (T:8306)など大手金融株もさえない値動きを強いられよう。
ただ、米原油先物相場の上昇からJXTG (T:5020)などの石油株の堅調が予想されるほか、円相場の強含みから空運、紙・パルプ、電力、外食などの各セクターで個別物色が強まりそうだ。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたハウス食G (T:2810)、オープンハウス (T:3288)、ブラザー (T:6448)、三菱電 (T:6503)、富士電機 (T:6504)、JVCケンウッド (T:6632)、日本ライフライン (T:7575)、ユニチャーム (T:8113)、三井トラスト (T:8309)、KDDI (T:9433)、ソフトバンクG (T:9984)などに注目。