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ユーロ週間見通し:もみ合いか、ユーロ圏の重要経済指標内容を見極める展開

発行済 2019-06-15 14:45
更新済 2019-06-15 15:01
© Reuters.  ユーロ週間見通し:もみ合いか、ユーロ圏の重要経済指標内容を見極める展開

■軟調推移、ECBの金融緩和策拡大の思惑も先週のユーロ・ドルは軟調推移。

トランプ米大統領が「ユーロや他通貨は対ドルで切り下げられており、米国が不利になっている」と欧州の通貨政策を批判したため、ユーロ買いが一時強まった。

しかしながら、ユーロ圏4月鉱工業生産が市場予想を下回ったことや、欧州中央銀行(ECB)の緩和拡大観測が広がり、ユーロ売り・米ドル買いが活発となった。

イタリアの財政問題に対する懸念が消えていないこともユーロ売り材料となったようだ。

取引レンジ:1.1203ドル-1.1343ドル。

■もみ合いか、米7月利下げ観測がユーロを下支えも今週のユーロ・ドルはもみ合いか。

ユーロ圏の6月消費者信頼感やマークイット6月製造業PMIなどの経済指標が、有力な手掛かり材料になりそうだ。

市場予想を下回る低調な結果になった場合、欧州中央銀行(ECB)の緩和政策への思惑でユーロ売りが先行するとみられる。

一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果を受けて7月利下げを織り込むユーロ買い・ドル売りが広がる可能性もあり、ユーロは下げ渋る展開もあり得る。

予想レンジ:1.1100ドル−1.1300ドル■弱含み、ECBの金融政策を巡る思惑などでユーロ売り強まる先週のユーロ・円は弱含み。

米トランプ政権が対メキシコ関税上乗せ見送りを決定したことで、ユーロ買い・円売りが先行した。

しかしながら、米中貿易摩擦の激化、英国の合意なき欧州連合(EU)からの離脱懸念、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和策拡大の思惑などで、リスク回避的なユーロ売り・円買いが優勢となった。

取引レンジ:121円59銭−123円18銭。

■もみ合いか、ユーロ圏の重要経済指標内容を見極める展開今週のユーロ・円はもみ合いか。

ユーロ圏6月マークイット製造業・サービス業PMIなどの重要経済指標が市場予想を下回った場合、ユーロ売りに振れやすい。

ただ、米利下げ観測が広がるなかで投機的なユーロ売り・米ドル買いがさらに広がる可能性は低いとみられており、対円レートは小幅な下げにとどまりそうだ。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・6月18日:4月貿易収支(3月:+225億ユーロ)・6月21日:6月マークイット製造業PMI(予想:48.0)・との6月21日:6月マークイットサービス業PMI(予想:53.0)予想レンジ:121円00銭−123円00銭

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