11日のマザーズ先物は前日比1.0pt安の897.0ptと小反落して終了した。
高値は900.0pt、安値は892.00pt、取引高は890枚。
注目されたパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言では、7月の利下げが示唆されたが、予想通りの結果となったため、市場では「新規材料難に陥った」との声が聞かれ、全般は様子見ムードが強まった。
また、本日は取引終了後に安川電 (T:6506)やファーストリテ (T:9983)といった注目企業が決算を発表することも買い手控え要因につながり、マザーズさきものはほぼ横ばい圏で終了した。
本日のマザーズ市場は、人気アニメのゲームアプリを配信すると発表したモブキャスト (T:3664)が前日比80円(+28.47%)高の361円とストップ高まで買われ、短期の値幅取りの動きが強まったPXB (T:6190)は前日比158円(+15.08%)高の1206円と急反発した。
一方、業績予想の未達に対する懸念からスタジオアタオ (T:3550)が前日比300円(-22.81%)安の1015円とストップ安まで売られ、連日ストップ高を演じた反動から利食い売りが出たアクセルM (T:3624)は前日比123円(-13.95%)安の759円と3日ぶりに反落した。