6日のマザーズ先物は前日比1.0pt高の866.0ptと3日ぶりに小反発した。
高値は869.0pt、安値は832.0pt、取引高は2356枚。
前日の米国市場において、NYダウが今年最大の下げ幅を記録したほか、米財務省が中国を為替操作国に指定したことも伝わったことで、本日のマザーズ先物には朝方から大きく売りが先行した。
その後は、中国の人民銀行による元の基準値が市場予想より高めに設定されると、安心感から為替市場でも急速に円安・ドル高が進行。
これを受け、マザーズ市場のバイオ関連や業績堅調な時価総額上位銘柄に買い戻しが入り、マザーズ先物は急速に下げ幅を縮小させてプラスに転じた。
値上がり上位銘柄では、ホープ (T:6195)がストップ高となったほか、開発中のブロックチェーンゲームの一般ユーザー向けオープンβテストを実施すると発表したアクセルマーク (T:3624)、がんペプチドワクチンのメラノーマ対象第1相臨床試験の結果・主要評価項目である安全性などが確認できたブライトパス・バイオ (T:4594)などが大幅高であった。