3日のマザーズ先物は前日比8.0pt高の846.0ptと反発した。
高値は849.0pt、安値は838.0pt、取引高は737枚。
前日の米国市場はレーバーデーで休場。
2日、中国が米国の追加関税措置を世界貿易機関(WTO)に提訴すると発表したことによって米中協議の進展に不透明感が増したとの見方などもあり、朝方は、株価指数先物にサヤ寄せされる形で東証1部市場は下落スタート。
一方、マザーズ先物はナイトセッションの間に前述した背景に基づく下落分をある程度織り込んでいたようで、寄り付きは上昇スタート。
直後に売りに押される場面も一時みられたが、朝方の対ドル相場での円高傾向の一服によって東証1部市場が前日比でプラス転換するに伴い、個人投資家センチメントも回復し、マザーズ先物の方もその後は上昇基調に転じた。
大引け直前にかけてはこう着感の強い展開となった。
売買代金上位では、サンバイオ (T:4592)やそーせい (T:4565)といったバイオ関連株が軟調だった一方で、コナカ (T:7494)による持分法適用会社化が好感されたサマンサJP (T:7829)が20%超と大幅高となったのをはじめ、ジーエヌアイグループ (T:2160)、弁護士ドットコム (T:6027)などが大きく上昇した。