本日のマザーズ先物は、好悪材料が交錯するなか、もみ合いの展開となりそうだ。
前日の米国市場では、企業決算を睨みながら売り買いが交錯し、主要3指数は高安まちまちとなったことで手掛かり材料には乏しい状況。
シカゴの日経225先物は小幅に上昇し、為替相場も1ドル=108円台後半で推移していることは個人投資家のマインドを下支えするとみられるが、足元のマザーズ先物の3日連続上昇に対する警戒感や、週末要因のポジション調整の動きも想定されよう。
他方、前日に新規上場したインテM (T:7072)は値が付かず初値持ち越しとなったほか、本日もBASE (T:4477)が新規に上場する。
マザーズ指数寄与にとっては影響範囲外となるが、投資家心理改善には繋がる可能性もあり、IPOの動向には注目が集まろう。
本日の上値のメドは855.0pt、下値のメドは840.0ptとする。