5日のマザーズ先物は先週末比15.0pt高の873.0ptと反発した。
なお、高値は876.0pt、安値は867.0pt、取引高は934枚。
本日のマザーズ先物は、外部環境の好転を受けて反発となった。
前日までの米国市場は、市場予想を上回る米雇用統計の結果や米中部分合意の署名場所に関するトランプ大統領の発言などでリスクオンムードに傾き、NYダウなどが史上最高値を更新。
これを受けてマザーズ先物はナイトセッションの間にレンジを一段階上げて推移。
こうした背景に加えて、日本時間で5日早朝に米政権が中国製品に対する既存の制裁関税について一部撤回を検討していると海外メディアが報じたことで円安が進み、投資家センチメントは一層改善。
日経平均が節目の23000円台を大きく回復したことやアジア市場が堅調だったことなども個人投資家心理の向上に寄与し、相場の先行き感の改善を通じてマザーズ先物は日中取引に入ってからも上げ幅を拡げる展開となった。
売買代金上位では、セルソース (T:4880)やBASE (T:4477)といった直近IPO銘柄の大幅上昇が目立った一方、サンバイオ (T:4592)やそーせい (T:4565)といったバイオ関連株は軟調となった。