7日のマザーズ先物は前日比で変わらずの863.0ptとなった。
なお、高値は867.0pt、安値は862.0pt、取引高は341枚。
本日のマザーズ先物は、東証1部市場の主力銘柄が冴えない動きの中、直近IPOや直近決算の内容が良好だった企業など個別に材料のあった銘柄を中心に物色が盛んであった。
前日の米国市場では、連日の最高値更新を受けた利益確定の動きのほか、米中首脳会談の開催時期が12月になる見込みであると報じられたことで貿易摩擦解消期待がやや後退し、NYダウは小反落となった。
本日の日経平均は営業損益の赤字が嫌気されたソフトバンクG (T:9984)などが重石となるかたちで軟調な動きとなり、投資家の関心は中小型株が集まるマザーズ市場に向かった。
また、取引時間中に円高が進行した割には日経平均が底堅かったことなども個人投資家心理の改善に寄与したようだ。
結局、マザーズ先物は上昇一服後はこう着感の強い動きとなったが、売買代金上位銘柄の大幅高などが支えるかたちで前日比変わらずとなった。
売買代金上位では、第1四半期営業損益の黒字転換を好感した流れが続いたホープ (T:6195)、今期営業利益が2ケタ増益を見込むAmazia (T:4424)がなどが2ケタ台の大幅上昇となった一方で、直近IPO銘柄のセルソース (T:4880)やジェイック (T:7073)、中村超硬 (T:6166)、そーせい (T:4565)、メルカリ (T:4385)などは下落した。