14日のマザーズ先物は前日比24.0pt安の798.0ptと大幅に反落して終了した。
高値829.0pt、安値は795.0pt。
取引高は4345枚。
本日のマザーズ先物は、前日の米国株安や日経平均の2万円割れが投資マインドを悪化させ、利益確定売りが優勢となった。
前日の米国市場は、景気の先行き不透明感から売りが膨らみNYダウは大幅に続落した。
日経平均も下落して始まったことから、マザーズ市場にも売りが先行して始まった。
ただ、好業績銘柄などを中心に買いが入り、マザーズ先物はプラスに転じる場面もあった。
しかし、午後に入ると、時間外取引での米国株先物が下げ幅を拡大させ、これが日経平均の2万円大台割れにつながったため、市場では「このところ続伸基調をたどっていたマザーズ先物にもリスク回避の売りが膨らんだ」との声が聞かれ、一時前日比27.0pt安の795.0ptまで値を下げた。
終値ベースでの800pt割れは8日以来約1週間ぶり。
ただ、好業績銘柄などへの物色意欲は引き続き強く、「値幅調整が一巡すれば早期に出直ってこよう」との指摘も出ていた。
本日のマザーズ市場では、第1四半期の大幅な減益が嫌気されたピクスタ (T:3416)が前日比400円(-24.68%)安の1221円とストップ安まで売られ、第1四半期の営業赤字が拡大したシノプス (T:4428)は前日比455円(-20.53%)安の1761円と大幅安となった。