27日のマザーズ先物は前週末比19.0pt安の961.0ptとなった。
なお、高値は981.0pt、安値は957.0pt、取引高は3833枚。
本日のマザーズ先物は、軟調だった前週末の海外市場が堅調なマザーズ先物ナイトセッションの流れを抑え続落でスタートした。
米中関係などの外部環境の悪化や為替が円高に推移したことを受けて、投資家のリスクセンチメントが低下したことが重しとなり、徐々に下げ幅を拡大し、本日の安値付近で取引を終了した。
国内でのコロナ感染者が依然として増加傾向であることや3月期決算企業の決算発表シーズン到来で、投資家の様子見姿勢が強まっていることも上値の重さの一因とされているようだ。
また、市場ではメルカリ (T:4385)、BASE (T:4477)などの時価総額上位銘柄を売り、GMOフィナンシャルゲート (T:4051)やアイキューブド (T:4495)など直近IPO銘柄を買う流れがマザーズ先物への売り圧力となったとの見方もあるようだ。