本日のマザーズ先物は続落が予想される。
13日の米国市場は民主党のペロシ下院議長がトランプ政権より提示された1.8兆ドル規模の追加経済対策案を拒否、選挙前の合意が困難となったため下落して寄り付いた。
製薬会社が開発中の新型コロナウイルスの一部ワクチンや治療薬の治験が一時中断されたとの報道を受けて、期待感が後退し下げ幅を拡大した。
ハイテク通信株の比率が高いナスダックは反落。
本日のマザーズ先物は米国市場が下落して取引を終了したことや、ナイトセッションが小安く推移した流れを引き継ぎ続落でのスタートが予想される。
国内では、ソフトバンク (T:9434)が携帯料金の引き下げを発表しており、NTTドコモ (T:9437)の3割安になると日本経済新聞が報じている。
この値下げにより浮いた料金がソーシャルゲームやアプリなどに向かうとの思惑が高まり、関連銘柄が先物を下支えすることが期待される。
また、直近の国内でのクラウド導入の申込数がコロナ前の2倍と日本経済新聞が報じており、時価総額上位のフリー (T:4478)などクラウド関連が注目されることが見込まれている。
本日の上値のメドは1350.0pt、下値のメドは1262.0ptとする。