ツインバード (T:6897):715円( - )ストップ高買い気配。
FPSC事業における米Global Coolingからのフリーザーボックス受注獲得を発表しており、材料視される展開になっている。
初期ロットとして前期販売台数の約2倍に相当する1000台の新規受注を獲得、バイオ医薬品の保管や輸送など、ワクチンの保管と流通に使用することを目的としたシステムに組み込まれるようだ。
ほかにも海外企業を中心に数多くの引き合いとしており、今後の業績への寄与が期待される形に。
東邦鉛 (T:5707):2329円(+180円)大幅続伸。
先週末に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の7.6億円から29.6億円に、通期では14.8億円から40億円に増額修正している。
前期は142億円の赤字であった。
亜鉛を中心とした金属相場上昇に伴う在庫評価益の増加で製錬セグメントが上振れのほか、環境・リサイクルセグメントなども順調のもよう。
修正幅の大きさがインパクトとなる形に。
インパクト (T:6067):3675円(+295円)大幅に3日ぶり反発。
双日 (T:2768)と資本業務提携契約を締結したと発表している。
第三者割当で双日に普通株15万6000株(発行済株式総数に対する割合は2.40%)を割り当てる。
調達資金の4.92億円はM&Aに伴う株式取得費用に充てる。
双日が持つネットワークやノウハウとインパクトHDの海外投資事業を相互活用し、互いに海外事業を発展させる。
また、リアル店舗の新規出店加速やリテール関連事業などでも連携を進める。
SKジャパン (T:7608):675円(+100円)ストップ高。
「鬼滅の刃」関連として人気化が続く。
劇場版「鬼滅の刃」が空前の好スタートを切る中で、同社が手掛ける関連グッズの販売拡大が思惑視される展開となっている。
先週初からの株価上昇率はすでに93%にまで達している。
週末の観客動員動向などにも関心が向かっているもようだ。
なお、関連銘柄の一角とされるジーンズメイトなども本日は強い動きとなっている。
東製鉄 (T:5423):685円(-65円)大幅反落。
先週末に上半期の決算を発表、営業利益は33億円で前年同期比57.8%減益、従来予想の42億円を下回る着地になった。
7-9月期はほぼ収支均衡水準になっている。
つれて、通期予想も62億円から53億円、前期比69.5%減益にまで下方修正。
鋼材販売単価が計画以下だった一方、スクラップ価格が想定以上でマージンが悪化した。
中国などを中心に鋼材の国際市況が上昇傾向と見られた中、想定以上の下振れ決算がネガティブ視される。
GNI (T:2160):2157円(+49円)大幅に続伸。
B型肝炎ウイルス感染による肝線維症治療薬F351の第2相臨床試験終了後の最終報告をまとめたと発表している。
追加分析の結果、F351が肝硬変を効果的に改善できることを示したとしている。
今後、連結子会社の北京コンチネント薬業有限公司が条件付き早期承認の可能性や第3相臨床試験の実施方法など申請手続きについて中国の国家薬品監督管理局と協議する。
SE H&I (T:9478):207円(+7円)年初来高値。
従来未定としていた21年3月期の営業利益予想を前期比33.1%増の6.00億円と発表している。
事業のオンライン化促進などで増益となる見込み。
同時に発表した第2四半期累計(20年4-9月)は前年同期比70.3%増の4.04億円で着地した。
書籍のオンライン販売などが好調だったことから、主力の出版事業が堅調に推移した。
ソフトウェア・ネットワーク事業や教育・人材事業も利益拡大に寄与した。
村田製 (T:6981):7430円(+200円)大幅反発。
先週末に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の970億円から1310億円に増額している。
業績予想は保守的との見方が多く、上振れ自体は想定線であるものの、修正幅の大きさは予想以上との評価が多いもよう。
新型コロナによる影響からの部品需要回復が想定以上に速まっているようだ。
10月30日に決算発表を予定しており、目先、通期業績の上振れなども想定される状況に。