本日のマザーズ先物は続落が予想される。
7日の米国市場は新型ウイルス感染者数や入院者数の急増を受けた外出規制強化や追加経済対策への不透明感を背景に寄り付きから下落した。
景気循環株に売りが広がり終日軟調に推移し下落となった。
ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。
本日のマザーズ先物は米ナスダックが上昇したものの、ナイトセッションがマイナスで取引を終了した流れを受けて続落でのスタートが予想される。
政府の経済対策で官学のデジタル化促進のために1兆円規模を確保と日本経済新聞が報じている。
金額が市場の期待ほどでないとの声もあり、いったんは材料が出尽くしとの見方から、AIinside (T:4488)や弁護士ドットコム (T:6027)などデジタル関連銘柄が相場の重しとなることが予想される。
また、昨日に割り込みした75日線や25日線が上値を抑える形となることや、信用取引の追証懸念の投げなどで、現物株の寄り付き後は需給が悪化することが予想されよう。
本日の上値のメドは1206.0pt、下値のメドは1120.0ptとする。