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買い一巡後は模様眺めムード広がる【クロージング】

発行済 2021-11-25 15:58
更新済 2021-11-25 16:15
© Reuters.
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25日の日経平均は反発。
196.62円高の29499.28円(出来高9億5000万株)で取引を終えた。
前日に400円以上急落した反動に加え、24日の米国市場でハイテク関連株が上伸したことなどから、買い戻しの動きが強まった。
前場中盤には、一時29570.42円と心理的な節目である29500円を回復する場面が見られた。
ただし、今夜の米国市場が感謝祭で休場となるだけに、市場参加者は限られていることもあって積極的に買い上がる流れにはならず、買い一巡後は模様眺めムードが広がり、29500円を挟んでの小動きにとどまっていた。


東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり銘柄数はほぼ拮抗していた。
セクター別では、証券・商品先物、鉱業、陸運、電気ガス、その他金融など24業種が上昇。
一方、空運が3%超と大きく下落したほか、パルプ紙、食料品、ゴム製品、サービス、水産農林など8業種が下落(1業種は変わらず)した。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (T:9983)、ファナック (T:6954)、ソフトバンクG (T:9984)、テルモ (T:4543)、東エレク (T:8035)が堅調だった。
半面、リクルートHD (T:6098)、スズキ (T:7269)、NTTデータ (T:9613)、味の素 (T:2802)、トヨタ (T:7203)が軟化した。


日経平均はひとまず反発したものの、前日の下げ幅の半値戻しの水準にも達しなかっただけに、自律反発の域を抜け出ていないとの見方が多い。
また、米国では良好な経済指標を背景にインフレ高進に対する懸念は拭えず、早期利上げ観測がくすぶっているだけに、長期金利に上昇基調が続けば、指数インパクトの大きいハイテク関連株を積極的に買い上がる雰囲気にも至らない。
中間配当の再投資で下値は固いと見る向きはいるものの、新規の買い材料に乏しい状況なだけに、目先は米国のインフレ状況をみながらの展開が続きそうで、不安定な値動きは続きそうだ。


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