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個人投資家・有限亭玉介:人気テーマと好業績で注目した注目株【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2022-06-04 10:00
更新済 2022-06-04 10:15
© Reuters.
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2022年5月30日10時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。


米株式市場の様子がどうも優れません。
この先も利上げが控えているとなると、まだ株価が下がる余地があるのか…とも思ってしまいます。
米小売大手であるウォルマートやその他の代表的な小売業の直近の決算が減益となり株価が急落した事を見ると、急速なインフレは消費行動にネガティブと見られているようです。


8%台という驚異的なインフレが落ち着いてくれば、長期的に見て給与の上昇やそれに伴う消費行動の好循環が生まると思われます。
それがいつ頃訪れるのかは、FRBの判断にかかっているとも言えるでしょう。
5月の米CPIの結果によっては、市場のムードが変わる可能性もあります。


一方、日本に目を向けると、総務省は4月の生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数を0.8%上昇と発表しました。
インフレ懸念は無いにしても1年9ヶ月ぶりの上昇との事で、僅かながら日本経済にも変化が訪れているようです。
為替は1ドル130円台に到達後、徐々に円高へ戻しています。
円安メリットと材料費高騰という業績判断が難しい局面ですな…。


まだまだ相場は不安定ですので過度な強気は禁物です。
しかしながら、好業績で割安の成長が期待できるテーマ性(メタバースやNFT、成長市場の不動産テック、円安関連など)を持つ銘柄が人気化しているので見過ごせません。
株式市場の底がどこになるかは誰にもわかりませんので、慎重にチャンスを掴みたいですな。


さて、悪相場でも力強い銘柄をチェックして参ります。
当記事でも今年2月13日に当記事で配信したアニメ老舗の東映アニメーション (TYO:4816)は、過去にNFT(非代替性トークン)アートのアニメ化プロジェクト発表後に動意した経緯もあります。
5月12日の決算発表が好感されると、保ち合いを上抜いて底堅い推移をしています。


会員制の学生向け就活サイト「キャリアパーク」を運営するポート (TYO:7047)は、下落基調での推移から5月13日の決算を機に切り返しております。
23年3月期は4期ぶりの過去最高益を更新する見通しで、75日移動平均線を上抜いてトレンド転換するか監視です。
メタバースを活用したマッチングDX事業の実証実験も進めている点も注目しております。


5月12日の決算後に売られたQDレーザ (TYO:6613)ですが、レーザデバイス事業の増収増益を受けてモーニングスター証券が同月20日付レポートで「オーバーウェイト(買い)」とし動意しました。
さらに、化学工業日報にて同社の「エピウエハー加工・ファウンドリー開拓」の記事が出た事でも好感されております。


船舶・航空計器大手の東京計器 (TYO:7721)は、売上高の3分の1を防衛・通信機器部門が占める防衛関連として人気化しています。
日米首脳会談で岸田総理は防衛費の増額について言及すると、同社に短期資金が流入し年初来高値を更新しました。
決算も堅調です。


農薬・肥料メーカーのOATアグリオ (TYO:4979)は、主力の殺ダニ剤や殺菌剤が好調で5月11日の決算は増益に加え上方修正を発表しております。
ウクライナ情勢による肥料不足の懸念や円安は、同社にとってポジティブと見られているようですな。


昨年10月に上場したくふうカンパニー (TYO:4376)は、底値圏での推移から5月13日の決算を機に動意しました。
100万株を上限とする自社株買いも発表しており、下値を切り上げています。
同社の代表取締役は、投資界隈で著名な穐田誉輝氏です。


さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。


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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

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