19日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:チャイナ・ショック再燃への警戒 ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し ■前場の注目材料:TDK (TOKYO:6762)、数百億円規模のM&A検討 ■チャイナ・ショック再燃への警戒 19日の東京市場はチャイナ・ショック再燃への警戒から不安定な相場展開になりそうである。
18日の中国市場では、上海指数が6%を超える下落となった。
足元では4000ptからの上値の重さが意識されていたこともあり、調整は想定されていた。
しかし、中国証券監督管理委員会(証監会)は、株式市場のテコ入れ策からの出口戦略を発表しており、これが嫌気された可能性がある。
追加のテコ入れ策が期待できない中、不安定な相場展開が警戒されよう。
18日の米国市場ではこの中国の下落影響と、ウォルマートの下方修正が嫌気されている。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の20465円となり、これにさや寄せする格好から、支持線として意識されていた5日、25日線辺りを下回ってきそうである。
その後は中国の動向を睨みながらの展開になろうが、米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるため、これを見極めたいとする模様眺めムードも強いだろう。
そのため、売り一巡後は20500円近辺での底堅さも意識されやすいと考えられる。
売り一巡後の下値の堅さが意識されてくるようだと、値ごろ感からの押し目拾いの流れも強まろう。
その他、7月の訪日外国人客数の発表も予定されている。
中国市場が不安定な状況ではあるが、訪日外国人客数が足元の中国株急落の影響を感じさせない結果となれば、インバウンド関連への物色が再燃しやすいだろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1180万株、買い1140万株、差し引き40万株の売り越しとの観測。
なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
8月12日(水):1270万株の売り越し 8月13日(木):810万株の売り越し 8月14日(金):10万株の買い越し 8月17日(月):80万株の売り越し 8月18日(火):140万株の売り越し ■前場の注目材料 ・米ウォルマート、通期見通し下方修正 ・14:00 7月訪日外国人客数発表 ・TDK (TOKYO:6762)、数百億円規模のM&A検討 ・大成建 (TOKYO:1801)、24年ぶりに時価総額が一時1兆円の大台乗せ ☆前場のイベントスケジュール ・08:50 7月貿易収支(予想:-530億円、6月:-690億円) <海外> ・特になし <SY>
■株式見通し:チャイナ・ショック再燃への警戒 ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し ■前場の注目材料:TDK (TOKYO:6762)、数百億円規模のM&A検討 ■チャイナ・ショック再燃への警戒 19日の東京市場はチャイナ・ショック再燃への警戒から不安定な相場展開になりそうである。
18日の中国市場では、上海指数が6%を超える下落となった。
足元では4000ptからの上値の重さが意識されていたこともあり、調整は想定されていた。
しかし、中国証券監督管理委員会(証監会)は、株式市場のテコ入れ策からの出口戦略を発表しており、これが嫌気された可能性がある。
追加のテコ入れ策が期待できない中、不安定な相場展開が警戒されよう。
18日の米国市場ではこの中国の下落影響と、ウォルマートの下方修正が嫌気されている。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の20465円となり、これにさや寄せする格好から、支持線として意識されていた5日、25日線辺りを下回ってきそうである。
その後は中国の動向を睨みながらの展開になろうが、米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるため、これを見極めたいとする模様眺めムードも強いだろう。
そのため、売り一巡後は20500円近辺での底堅さも意識されやすいと考えられる。
売り一巡後の下値の堅さが意識されてくるようだと、値ごろ感からの押し目拾いの流れも強まろう。
その他、7月の訪日外国人客数の発表も予定されている。
中国市場が不安定な状況ではあるが、訪日外国人客数が足元の中国株急落の影響を感じさせない結果となれば、インバウンド関連への物色が再燃しやすいだろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1180万株、買い1140万株、差し引き40万株の売り越しとの観測。
なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
8月12日(水):1270万株の売り越し 8月13日(木):810万株の売り越し 8月14日(金):10万株の買い越し 8月17日(月):80万株の売り越し 8月18日(火):140万株の売り越し ■前場の注目材料 ・米ウォルマート、通期見通し下方修正 ・14:00 7月訪日外国人客数発表 ・TDK (TOKYO:6762)、数百億円規模のM&A検討 ・大成建 (TOKYO:1801)、24年ぶりに時価総額が一時1兆円の大台乗せ ☆前場のイベントスケジュール ・08:50 7月貿易収支(予想:-530億円、6月:-690億円) <海外> ・特になし <SY>