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注目銘柄ダイジェスト(前場):日産自、ソフトバンクG、JWSなど

発行済 2024-02-09 11:37
更新済 2024-02-09 11:45
© Reuters.
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*11:37JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日産自、ソフトバンクG、JWSなど ハピネット (TYO:7552):3340円 カ -
ストップ高買い気配。
前日に第3四半期決算を発表、同時に通期営業利益予想を従来の60億円から84億円、前期比43.8%増に上方修正している。
BANDAI SPIRITSの「一番くじ」やトレーディングカードが好調に推移のほか、カプセル玩具の売上なども伸長。
段階取得差益の計上で純利益の上方修正幅は大きくなり、それに伴って、年間配当金は従来の50円計画から125円に大幅増配の形にもなっている。



ウェルビー (TYO:6556):988円 カ -
ストップ高買い気配。
プライベートエクイティファンド運営会社であるポラリス系企業がTOBを実施すると発表している。
TOB価格は1089円で前日終値比30%のプレミアムとなっており、TOB価格にサヤ寄せを目指す動きが先行している。
買付期間は2月9日から3月26日までを予定。
なお、今回のTOBはMBOの一環となるもので、非公開化によって事業改革を推進することが狙い。



ニトリHD (TYO:9843):21420円(+1795円)
大幅反発。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は427億円となり、350億円程度の市場コンセンサスを大きく上回る着地になっている。
決算期変更の影響がコンセンサスとの相違になった面もあるようだが、想定以上の収益水準と評価する動きが先行。
値入改善などによって粗利益率の改善傾向が続いているほか、大きく伸長した1月以降も既存店売上の好調が続いているもようであることもポジティブ視。



日産自 (TYO:7201):553.9円(-71.5円)
大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1416億円で前年同期比6.4%増となり、市場コンセンサスを300億円程度下回っている。
米国での車種構成などが市場想定よりも改善しなかったもよう。
通期予想は6200億円、前期比64.4%増を据え置き、為替前提を円安方向に見直しているが、小売台数計画は下方修正のようだ。
円安効果による業績期待が直近では先行していたため、想定比下振れ決算にネガティブな反応強まる。



ソフトバンクG (TYO:9984):8090円(+740円)
大幅続伸。
前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期税引き前利益は1兆1715億円となり、前年同期5827億円の損失から収益は大きく改善している。
ビジョンファンド事業の収益が大幅に拡大したほか、為替差益の計上などもあって、23年3月期第2四半期以来の黒字決算となっている。
米ナスダック市場の好調推移などから、今後の収益動向に対する期待も高まる方向へ。
また、英アームが前日に47%の株価上昇となっていることも追い風に。



JWS (TYO:7386):4940円(+700円)
ストップ高。
24年9月期第1四半期(23年10-12月)の営業利益を前年同期比50.5%増の2.12億円と発表している。
延長保証事業の安定成長、BPO事業展開による収益の上積み、販管費の抑制などが奏功し、大幅な増益となった。
据え置かれた第2四半期累計(23年10月-24年3月)予想(16.2%増の3.46億円)に対する進捗率は61.2%。
通期予想も前期比46.0%増の9.03億円で維持した。



売れるネット広告 (TYO:9235):3305円(+501円)
ストップ高をつけ、昨年来高値を更新している。
調査・分析専門機関のGreat Place to Work Institute Japanによる24年版日本における「働きがいのある会社」ランキングの小規模部門で11位にランクインしたと発表している。
また、新たな事業としてAmazonコンサルティング事業及びAmazon広告運用事業を開始すると1月31日に開示したことも引き続き買い材料視されているとみられる。



JTOWER (TYO:4485):4785円(+120円)
大幅に続伸。
東証プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備を行っていると発表している。
変更申請日や承認日は未定。
また、24年3月期第3四半期累計(23年4-12月)の営業損益は7.05億円の黒字(前年同期実績0.74億円の赤字)だった。
タワー移管が計画以上に推移したことに加え、国内IBS事業が拡大し、黒字転換に寄与した。
前期比463.8%増の6.60億円の黒字で据え置いた通期予想を既に上回っている。

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