*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~東エレクがけん引し一時37800円台まで上昇
13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅高で3日続伸、東エレクがけん引し一時37800円台まで上昇
・ドル・円は小じっかり、米インフレ指標にらみ
・値上り寄与トップは東エレク (TYO:8035)、同2位はソフトバンクG (TYO:9984)
■日経平均は大幅高で3日続伸、東エレクがけん引し一時37800円台まで上昇
日経平均は大幅高で3日続伸。
先週末比901.47円高(+2.44%)の37798.89円(出来高概算11億1000万株)で前場の取引を終えている。
12日の米国市場はまちまち。
ダウ平均は125.69ドル高(+0.33%)の38797.38ドル、ナスダックは48.12ポイント安(-0.30%)の15942.55、S&P500は4.77ポイント安(-0.09%)の5021.84で取引を終了した。
高値警戒感で売られて、寄り付き後は下落。
その後、今週発表の重要インフレ指標が米連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げをより確実にするとの期待に長期金利低下に連れ、上昇に転じた。
ダウは終日堅調に推移し、終盤にかけインフレ指標発表を控えた利益確定売りに押され失速したものの、連日で過去最高値を更新。
ハイテクは再び下落し、結局高安まちまちで終了した
米国株は高安まちまちだったが、円建てCME先物が37470円を付けたことから、東京市場は買い優勢で取引を開始。
寄付きから日経平均寄与度の高い東エレク (TYO:8035)、ソフトバンクG (TYO:9984)が大幅続伸し、日経平均は37248.36円でスタートすると上げ幅を拡大。
日経平均寄与度の高い銘柄以外も買われ、プライム市場の7割超が上昇する強い相場展開となり、日経平均は37802.51円まで上昇。
ほぼ高値引けで前場の取引を終えた。
日経平均採用銘柄では、金融庁主導で政策保有株の売却報道があったことからMS&AD (TYO:8725)、東京海上 (TYO:8766)、SOMPOホールディングス (TYO:8630)、T&Dホールディングス (TYO:8795)がそろって急騰。
また、今期純利益予想の上振れを発表した東エレクが先週末比2けたの上昇。
このほか、IHI (TYO:7013)、フジクラ (TYO:5803)、SUBARU (TYO:7270)、リクルートHD (TYO:6098)、ニコン (TYO:7731)が買われた。
日経平均採用以外では、決算を材料にアシックス (TYO:7936)がストップ高となったほか、三桜工 (TYO:6584)も決算が材料視されて大幅高となった。
一方、今期一転減益に下方修正した日揮ホールディングス (TYO:1963)が一時ストップ安となったほか、日本製紙 (TYO:3863)も今期営業利益見通しを下方修正し大幅安。
このほか、ディー・エヌ・エー (TYO:2432)、マツダ (TYO:7261)、大塚HD (TYO:4578)、住友不動産 (TYO:8830)も売り優勢となった。
セクターでは、保険業の大幅高が目立ったほか、サービス業、電気機器、情報・通信業、卸売業などが上昇。
一方、パルプ・紙、不動産業、建設業、小売業の4セクターのみ下落した。
アジア株式市場は、中国市場などが春節に伴う休場のため、アジア株が後場の東京市場に与える影響は限定的。
後場は為替をにらみつつ、今日明日でピークを迎える決算発表をこなす展開となろう。
後場動きそうな決算銘柄として、12時台の鹿島 (TYO:1812)、大正薬HD (TYO:4581)、13時台のINPEX (TYO:1605)、松井建設 (TYO:1810)、東邦アセチレン (TYO:4093)、リョービ (TYO:5851)、14時台の東亜合 (TYO:4045)、メニコン (TYO:7780)あたりを注目したい。
■ドル・円は小じっかり、米インフレ指標にらみ
13日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり。
149円27銭から149円47銭まで値を上げた。
米10年債利回りの上昇基調でドル買いに振れたほか、日経平均株価の大幅高による円売りが先行。
ただ、今晩の米インフレ指標を見極める展開となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円27銭から149円47銭、ユーロ・円は160円79銭から160円96銭、ユーロ・ドルは1.0762ドルから1.0776ドル。
■後場のチェック銘柄
・アリアケジャパン (TYO:2815)、芦森工業 (TYO:3526)など、21銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップは東エレク (TYO:8035)、同2位はソフトバンクG (TYO:9984)
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・1月国内企業物価指数:前年比+0.2%(予想:+0.1%、12月:+0.2%←0.0%)
【要人発言】
・パネッタ伊中銀総裁
「ECBが早期に利下げに踏み切ることが必要になるだろう」
「マクロ経済状況がディスインフレが進行した段階にあることを示しており、2%目標に向けた進展が引き続き速やかで、政策スタンス転換時期が急速に近づいている」
・16:00 英・1月失業率(12月:4.0%)
・16:30 スイス・1月消費者物価指数(前年比予想:+1.6%、12月:+1.7%)
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・日経平均は大幅高で3日続伸、東エレクがけん引し一時37800円台まで上昇
・ドル・円は小じっかり、米インフレ指標にらみ
・値上り寄与トップは東エレク (TYO:8035)、同2位はソフトバンクG (TYO:9984)
■日経平均は大幅高で3日続伸、東エレクがけん引し一時37800円台まで上昇
日経平均は大幅高で3日続伸。
先週末比901.47円高(+2.44%)の37798.89円(出来高概算11億1000万株)で前場の取引を終えている。
12日の米国市場はまちまち。
ダウ平均は125.69ドル高(+0.33%)の38797.38ドル、ナスダックは48.12ポイント安(-0.30%)の15942.55、S&P500は4.77ポイント安(-0.09%)の5021.84で取引を終了した。
高値警戒感で売られて、寄り付き後は下落。
その後、今週発表の重要インフレ指標が米連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げをより確実にするとの期待に長期金利低下に連れ、上昇に転じた。
ダウは終日堅調に推移し、終盤にかけインフレ指標発表を控えた利益確定売りに押され失速したものの、連日で過去最高値を更新。
ハイテクは再び下落し、結局高安まちまちで終了した
米国株は高安まちまちだったが、円建てCME先物が37470円を付けたことから、東京市場は買い優勢で取引を開始。
寄付きから日経平均寄与度の高い東エレク (TYO:8035)、ソフトバンクG (TYO:9984)が大幅続伸し、日経平均は37248.36円でスタートすると上げ幅を拡大。
日経平均寄与度の高い銘柄以外も買われ、プライム市場の7割超が上昇する強い相場展開となり、日経平均は37802.51円まで上昇。
ほぼ高値引けで前場の取引を終えた。
日経平均採用銘柄では、金融庁主導で政策保有株の売却報道があったことからMS&AD (TYO:8725)、東京海上 (TYO:8766)、SOMPOホールディングス (TYO:8630)、T&Dホールディングス (TYO:8795)がそろって急騰。
また、今期純利益予想の上振れを発表した東エレクが先週末比2けたの上昇。
このほか、IHI (TYO:7013)、フジクラ (TYO:5803)、SUBARU (TYO:7270)、リクルートHD (TYO:6098)、ニコン (TYO:7731)が買われた。
日経平均採用以外では、決算を材料にアシックス (TYO:7936)がストップ高となったほか、三桜工 (TYO:6584)も決算が材料視されて大幅高となった。
一方、今期一転減益に下方修正した日揮ホールディングス (TYO:1963)が一時ストップ安となったほか、日本製紙 (TYO:3863)も今期営業利益見通しを下方修正し大幅安。
このほか、ディー・エヌ・エー (TYO:2432)、マツダ (TYO:7261)、大塚HD (TYO:4578)、住友不動産 (TYO:8830)も売り優勢となった。
セクターでは、保険業の大幅高が目立ったほか、サービス業、電気機器、情報・通信業、卸売業などが上昇。
一方、パルプ・紙、不動産業、建設業、小売業の4セクターのみ下落した。
アジア株式市場は、中国市場などが春節に伴う休場のため、アジア株が後場の東京市場に与える影響は限定的。
後場は為替をにらみつつ、今日明日でピークを迎える決算発表をこなす展開となろう。
後場動きそうな決算銘柄として、12時台の鹿島 (TYO:1812)、大正薬HD (TYO:4581)、13時台のINPEX (TYO:1605)、松井建設 (TYO:1810)、東邦アセチレン (TYO:4093)、リョービ (TYO:5851)、14時台の東亜合 (TYO:4045)、メニコン (TYO:7780)あたりを注目したい。
■ドル・円は小じっかり、米インフレ指標にらみ
13日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり。
149円27銭から149円47銭まで値を上げた。
米10年債利回りの上昇基調でドル買いに振れたほか、日経平均株価の大幅高による円売りが先行。
ただ、今晩の米インフレ指標を見極める展開となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円27銭から149円47銭、ユーロ・円は160円79銭から160円96銭、ユーロ・ドルは1.0762ドルから1.0776ドル。
■後場のチェック銘柄
・アリアケジャパン (TYO:2815)、芦森工業 (TYO:3526)など、21銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップは東エレク (TYO:8035)、同2位はソフトバンクG (TYO:9984)
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・1月国内企業物価指数:前年比+0.2%(予想:+0.1%、12月:+0.2%←0.0%)
【要人発言】
・パネッタ伊中銀総裁
「ECBが早期に利下げに踏み切ることが必要になるだろう」
「マクロ経済状況がディスインフレが進行した段階にあることを示しており、2%目標に向けた進展が引き続き速やかで、政策スタンス転換時期が急速に近づいている」
・16:00 英・1月失業率(12月:4.0%)
・16:30 スイス・1月消費者物価指数(前年比予想:+1.6%、12月:+1.7%)
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