🔥 プレミアムなAIの力による株式選択を、InvestingProから今なら最大50%引き特別セールを請求する

欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め的金融政策も日本の為替介入に警戒

発行済 2024-03-22 17:25
更新済 2024-03-22 17:30
© Reuters.
EUR/USD
-
USD/JPY
-
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め的金融政策も日本の為替介入に警戒 22日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。
米連邦準備制度理事会(FRB)は引き締め的な政策方針を維持するとみられ、ドル選好地合いは継続。
一方、日銀の緩和継続スタンスも日本の為替介入が警戒され円売りは抑制されそうだ。


前日発表された米経済指標でフィラデルフィア連銀製造業景気指数、製造業PMIは想定よりも強い内容だった。
今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で示された当局者の金利見通しを受け今後も引き締め的な政策が続くとの見方から、米金利高・ドル高の展開に。
ユーロ・ドルは1.0850ドル台に下げ、ドル・円は151円70銭台に浮上。
ただ、本日アジア市場はドル買い継続も日本政府の円安けん制で過度な円売りは縮小した。


この後の海外市場は具体的な手がかりが乏しく、米金利にらみとなる。
FOMC通過で金融政策の不透明感が払しょくされたほか、先行きもタカ派的な政策が維持されるとの思惑からドル選好地合いは継続されそうだ。
次の注目材料となる来週の米コアPCE価格指数は高止まりが予想され、ドルは売りづらい。
一方、日本のインフレ高進を受け日銀の利上げ観測は根強い。
半面、日本の為替介入が警戒され、過度な円売りは抑制されよう。


【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独・3月IFO企業景況感指数(予想:85.9、2月:85.5)
・21:30 カナダ・1月小売売上高(前月比予想:-0.4%、12月:+0.9%)
・22:00 パウエル米FRB議長開会あいさつ(FEDリッスンズイベント)
・01:00 バー米FRB副議長(銀行監督担当)オンライン討論会参加
・05:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁が対話会合参加(家計金融関連)


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます