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前場に注目すべき3つのポイント~こう着相場も政策期待から押し目買い意欲は強い

発行済 2015-10-13 08:24
更新済 2015-10-13 08:33
前場に注目すべき3つのポイント~こう着相場も政策期待から押し目買い意欲は強い
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13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:こう着相場も政策期待から押し目買い意欲は強い ■外資系証券の注文動向:差し引き560万株の買い越し ■前場の注目材料:ソフトバンク (T:9984)、米サイバーリーズンに出資 ■こう着相場も政策期待から押し目買い意欲は強い 13日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。
12日の米国市場は堅調だったが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の18355円だった。
足元で順調なリバウンド基調が続いていることもあり、利益確定の売りも出やすいところであろう。
今週は米国では決算発表が本格化する。
原油安やドル高の悪影響が続いたことに加えて、中国を中心とする新興国の景気減速の悪影響が4-6月期以上に大きくなった可能性などを指摘する声も聞かれる。
米企業決算での慎重姿勢が、上値の重石となる可能性は意識しておきたい。
また、徐々に業績相場に移行するため、全体としての方向感は掴みづらくなる。
とはいえ、先週のインバウンド関連への利益確定に対して、相対的に低迷していたセクターへのリターン・リバーサルが継続するようであれば、相場全体としてはじり高基調が続きやすい。
先週末には大林組 (T:1802)が2Q業績予想の上方修正を発表し、これが他の建設株等への物色に波及する局面がみられるなど、市場のセンチメントは悪くないだろう。
内閣改造が行われた。
安倍首相が打ち出した新「3本の矢」、「一億総活躍社会を目指す」 GDP600兆円の目標に対して疑問の声も聞かれているが、建設等の上方修正の動きなどもあり、次第に政策への期待感が高まる可能性がある。
利食い優勢ながらも押し目拾いの流れは強まりやすいと考えられる。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き560万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1120万株、買い1680万株、差し引き560万株の買い越しとの観測。
なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
10月5日(月):330万株の買い越し 10月6日(火):700万株の買い越し 10月7日(水):540万株の買い越し 10月8日(木):460万株の買い越し 10月9日(金):450万株の売り越し ■前場の注目材料 ・米アトランタ連銀総裁、年内利上げの見通し ・ソフトバンク (T:9984)、米サイバーリーズンに出資 ・パナソニック (T:6752)、ダイキン (T:6367)、空調機器提携解消 ☆前場のイベントスケジュール ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(9月14-15日分) <海外> ・11:00 中・9月貿易収支(予想:482.1億ドル、8月:+602.4億ドル) ・11:00 中・9月貿易統計・輸入(前年比予想:-16.0% 8月:-13.8%) ・11:00 中・9月貿易統計・輸出(前年比予想:-6.0%、8月:-5.5%) <SY>

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