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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は18000円、25日線レベルでの攻防

発行済 2015-10-15 12:35
更新済 2015-10-15 13:00
後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は18000円、25日線レベルでの攻防
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15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は18000円、25日線レベルでの攻防 ・ドル・円は119円00銭付近、株安懸念が後退 ・前日急落の三住建設 (T:1821)、洋ゴム (T:5105)は反発、旭化成 (T:3407)は急落 ■日経平均は18000円、25日線レベルでの攻防 日経平均は反発。
138.21円高の18029.21円(出来高概算11億4000万株)で前場の取引を終えている。
米株安の流れを受けて売りが先行し、寄り付き直後には17800円を割り込む局面もみられた。
しかし、前日に300円超の下落となった反動もあり、売り一巡後はじりじりと切り返しをみせると、節目の18000円を回復してきている。
セクターでは医薬品、ゴム製品、サービス、その他製品、パルプ紙、情報通信、証券などが堅調。
一方で、海運、繊維、食料品、保険、化学などが小安い。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。
規模別指数は大型、中型、小型株指数がいずれも2ケタの上昇となり、中小型の強さが目立つ。
日経平均は再び節目の18000円のほか、25日線を回復してきている。
5日線辺りが上値抵抗として意識されやすく、一先ず戻り一巡感が意識されやすい。
もっとも、インデックスに絡んだ商いが中心であるため、先物等の動きに振らされやすい面はある。
18000円処での底堅さが意識されてくるようだと、上げ幅を拡大させてくる可能性はありそうだ。
また、米国ではゴールドマン・サックス・グループ、シティグループ、ブラックストーン・グループなどの決算が予定されている。
新規失業保険申請件数(先週)、消費者物価コア指数(9月)、ニューヨーク連銀製造業景況指数(10月)、フィラデルフィア連銀製造業景況指数(10月)なども控えており、これを見極めたいムードから、基本的には18000円処でのこう着になりそうである。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は119円00銭付近、株安懸念が後退 ドル・円は119円00銭付近で推移。
日経平均株価が下げ一巡後、割安感などを背景に買われたことなどから、株安への警戒感が後退。
リスク回避の円買いは観測されなかった。
ドル・円は119円00銭近辺で推移。
日経平均株価は138円高で午前中の取引を終了した。
リスク回避的なドル売りは縮小しており、上海総合指数は小幅高で推移していることから、ドルは底堅い動きを続ける可能性がやや高まっている。
ドル・円は118円74銭から119円17銭で推移。
ランチタイムの日経平均先物は前日比80円高の18020円で推移している。
出来高は2.3万枚と商いは引続き閑散。
買戻し一巡後は18000円レベルでのもみ合いとなっている。
なお、前場の東証一部売買代金は1.02兆円と現物市場も商いは少ない。
12時30分時点のドル・円は119円00銭、ユーロ・円は136円68銭、ポンド・円は184円19銭、豪ドル・円は87円46銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・KDDI (T:9433)、ソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)が日経平均値上がり寄与度上位 ・前日急落の三住建設 (T:1821)、洋ゴム (T:5105)は反発、旭化成 (T:3407)は急落 ・医薬品が上昇率トップ、第一三共 (T:4568)、協和キリン (T:4151)の上昇目立つ ☆後場の注目スケジュール☆ ・13:30 8月第3次産業活動指数(前月比0.0%、7月:0.2%) ・13:30 8月鉱工業生産確報(7月:前月比-0.5%) <海外> ・特になし <SY>

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