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個人投資家うさぴよ:デイトレード・リスク管理の大切さ【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2024-05-24 15:00
更新済 2024-05-24 15:15
*15:00JST 個人投資家うさぴよ:デイトレード・リスク管理の大切さ【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家うさぴよ氏(ブログ「【株取引】うさぴよの目指せ1,240億円」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2024年5月23日16時に執筆

こんにちは。
ブログ『【株取引】うさぴよの目指せ1,240億円』、X(旧twitter)『(株)うさぴよ少額から資産1,240億円を目指しているデイトレーダー・時々スイング』を運営しているうさぴよと申します。
株式取引10年目、デイトレード4年目、勝ち続けられるようになるまで7ヶ月かかった私が、デイトレード・リスク管理の大切さについてお話したいと思います。


■個人投資家の9割が負けている?

日本の個人投資家の9割が損失超過であるとよく言われます。
日本でそのような結果が出た大規模調査があるわけではないようですが、アメリカでは実際に投資で利益を出せているトレーダーは1割であるという調査結果があります。
日本でも2020年金融庁の調査に寄ると投資信託の保有顧客の約7割がマイナスの運用損益だったそうです(「安定的な資産形成に向けた金融事業者の取組み状況」金融庁、2020年11月より)。
証券会社のアクティブな口座のうち7~8割の人が損失を抱えていることも以前から指摘されています。
退場してSNSで見かけなくなるトレーダーの割合を見ても、あながちかけ離れた数ではないと推測できます。


■何故大半のトレーダーが利益を出せないのか?
先ず何よりも7~8割の人が何も学ばず投資をいきなり始めるという現実があります。
恥ずかしながら私もそうでした。
何も学ばずに車やバイクの運転を始める人はいないのに、何故か投資は最初からできる気がして気楽に始めてしまう人が多い。
価格の上昇と下降の二者択一なので、一見簡単に思えてしまうのかもしれません。
ところが、トレードを実際始めるとわかりますが、決して簡単ではありません。
儲けたくて欲張り、機会の損失を恐れ高値で飛びつき、損を出したくなくて、含み損が怖くなり大底で狼狽売り。
せっかく含み益になってもやれやれと薄利で利確。
人間は儲けたい「欲」が絡まると、心乱れ冷静さを失い、何故か損失を拡大するような行動を取ってしまいがちです。
儲けたいのなら、利大損小にするべきトレードを、損大利小に自らしてしまう。
人間の欲・本能が損をするような間違った判断にトレーダーを駆り立てます。


■デイトレードのリスク

買った株をその日のうちに売る、もしくは、売った株をその日のうちに買い戻す取引、それがデイトレードです。
1日のうちに利益や損失を確定し取引を終了させます。
インターネットの普及や、証券会社間の手数料引き下げ競争で、デイトレーダーは近年急増しました。
デイトレードはスイングや中長期トレードと比べると取引回数がどうしても多くなるので、それだけリスクを取る頻度が多いと言われています。
逆に市場に資金を置いておく時間は極端に短いので、むしろ取っているリスクは低いと考えるトレーダーもいます。
取引回数が増えれば、間違う頻度も高まります。
市場に資金を置く時間が長いと暴落に巻き込まれやすくなります。
デイトレードのリスクが高いのか低いのかは、結局の所、各トレーダーのリスクの取り方に寄ります。
ところが、儲けたいばかりに、勝てる売買手法や必勝銘柄を追い求めるトレーダーが多く、リスク管理は後回し、疎かになりがちです。


■勝率とリスク管理

具体例で見てみましょう。
トレーダーのうさぎさんとぴよこさん、勝率は同じ50%とします。

うさぎさんは年間300万円儲けて、200万円の損失を出します。
通算100万円の利益です。

ぴよこさんは年間300万円儲けて、400万円の損失を出します。
通算100万円の損失です。

勝率は同じでも、資金管理、リスクの取り方の違いで、儲けているうさぎさんと損失を出しているぴよこさんという違いが生まれてしまいます。


■リスクを取るか取らないか

うさぎさんは必ずその日のうちに損切りをし、損失の額を最小限に留めるトレードをします。

ぴよこさんは損切りをせず、含み益に戻るようお祈りをし、損切りを先延ばし。
翌日ギャップダウンをするリスクまでおかし持ち越しトレードもします。
まだ確実に勝てないトレーダーに取って難しいのは、判断する場面が多いデイトレードでは、売買回数が多ければ多い程ミスも増え、負ける金額が嵩んで行くことです。


■損切りライン

それでは、どこで損切りをすれば損失を最小限に留めたリスク管理ができるのか?私は自分の心が追い込まれないで済む金額を目途に、損切りをするようにしています。
必死で取り戻そうとすればする程、どんどん負けるのが人間の心理なので、そんな状況を避ける為です。
よく「買値から何%で損切りをすれば良いですか?」という質問をする方を見かけますが、「買値から」と言うこの概念を先ず考え直す必要があります。


■買値ではなく原資で考える

買値で考えたとします。
100円の株価で100株買った場合、買値の-5%で損切りをすると95円で損切りです。
5円の損失。
ところがこれを100円の株価で100万株買った場合、買値の-5%で損切りをすると同じく95円で損切りですが、損失は500万円にもなります。
毎回500万円の損切りをする損切りルールで、最小限の損切りにできていますか?資金守れていますか?これが勝率同じでも、結果が異なるうさぎさんとぴよこさんの違いです。
原資を如何に守るかを観点に、損失を最小限に留め、総資金額を念頭に、ロット数管理を含めたリスク管理をしっかりしながらトレードをします。


■リスク管理は何故大切なのか

利確できる金額は、最初は少なくても、腕があがるにつれ増えて行きます。
ところがどんなに腕が上達し、大儲けしても、リスク管理ができていなければ、あっと言う間に大金を失います。
負け地獄にいた頃の私です。
儲けては、大負けを繰り返していては、心が疲弊し、いつか資金も尽き、退場に追い込まれます。
私が負け地獄から返り咲けたのは、このリスク管理、資金管理の大切さに気付けたからです。
大きな負けが全てなかったら、通算で利益を出せているトレーダーが大半です。
利益を出したければ、トレードに於いてリスク管理はとても大切です。
蔑ろにせず、ぜひ資金を守るトレードを心がけてみてください。
勝率や大きな利確金額など、注目が集まる派手なことに重きを置き発信するトレーダーは多いですが、トレードで利益を出し続けたいのであれば、地味なことが大事です。


如何でしたか。
デイトレード・リスク管理の大切さについて書いてみました。
スイングや中長期トレードに於いてもですが、トレードでリスク管理が実は一番大切だと私は考えています。
ご参考になりましたら幸いです。
今回はここまでですが、ブログ『【株取引】うさぴよの目指せ1,240億円』では、どうしたら負けないか?勝ち続ける為には?について書いています。
「デイトレうさぴよ」と検索して是非ご覧下さい。


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執筆者名:うさぴよ
ブログ名:【株取引】うさぴよの目指せ1,240億円

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