2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・主力処は高安まちまち、小型株やテーマ株などへシフト ・ドル・円は123円04銭付近、日本株の下げ幅縮小受け底堅い ・Fリテ (T:9983)、東エレク (T:8035)、TDK (T:6762)が日経平均を約35円押し下げ ■主力処は高安まちまち、小型株やテーマ株などへシフト 日経平均は小反落。
10.28円安の20002.12円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。
昨日はインデックス買いの影響から約3ヵ月半ぶりに節目の2万円を回復したこともあり、利益確定の流れが先行。
ただし、下を売り込む流れではなく、一時19926.22円まで下げた後は、2万円近辺での底堅さがみられ、前引けにかけて下げ幅を縮める展開となっている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がりが拮抗。
規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに小幅に上昇している。
セクターでは空運、建設、電力ガス、不動産、保険、その他金融、情報通信、医薬品、水産農林が上昇。
半面、倉庫運輸、精密機器、ガラス土石、非鉄金属、海運、小売、電気機器などが冴えない。
想定内であろうが、利食いが先行するものの、5日線が支持線として意識される底堅い相場展開となっている。
2万円から上は慎重になりやすいだろうが、押し目買い意欲は強そうだ。
もっとも、主力処は高安まちまちであり、セクターをみてもリバランス的な動きであるため、中小型株やテーマ株などの材料株に物色が広がりをみせてくることになろう。
また、今晩の米国ではMBA住宅ローン申請指数、ADP全米雇用報告、非農業部門労働生産性確定値、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。
12月の利上げは織り込まれており、結果を受けて大きなトレンドは出難いと考えられるが、やはり重要指標の発表を前に、模様眺めムードにつながりやすいだろう。
(株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は123円04銭付近、日本株の下げ幅縮小受け底堅い ドル・円は123円04銭付近で推移。
日経平均株価が下げ幅を縮小し、再び20000円台に乗せたことが好感された。
ドル・円は前日海外市場から値を戻す展開。
日経平均の下落を受け、122円83銭まで売られた後は、日経平均が下げ幅を縮小し、20000円を回復したことでドルは値を切り上げ、123円04銭まで上昇した。
ドルはやや買いが入りやすく、底堅い動きが続いた。
ただ、上海総合指数は前日比マイナス圏で推移しているほか、ランチタイムの日経平均先物がもみあう展開となっていることから、ドルは午後の取引で上値の重い展開になると予想する。
12時28分時点のドル・円は123円04銭、ユーロ・円は130円66銭、ポンド・円は185円42銭、豪ドル・円は90円00銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ (T:9983)、東エレク (T:8035)、TDK (T:6762)が日経平均を約35円押し下げ ・目標株価引き上げで鹿島 (T:1812)、カシオ (T:6952)、DNC (T:4005)がしっかり ・郵政グループ3社は前日終値近辺でのもみ合い ☆後場の注目スケジュール☆ ・14:00 岩田日銀副総裁会見 <海外> ・特になし <SY>
・主力処は高安まちまち、小型株やテーマ株などへシフト ・ドル・円は123円04銭付近、日本株の下げ幅縮小受け底堅い ・Fリテ (T:9983)、東エレク (T:8035)、TDK (T:6762)が日経平均を約35円押し下げ ■主力処は高安まちまち、小型株やテーマ株などへシフト 日経平均は小反落。
10.28円安の20002.12円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。
昨日はインデックス買いの影響から約3ヵ月半ぶりに節目の2万円を回復したこともあり、利益確定の流れが先行。
ただし、下を売り込む流れではなく、一時19926.22円まで下げた後は、2万円近辺での底堅さがみられ、前引けにかけて下げ幅を縮める展開となっている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がりが拮抗。
規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに小幅に上昇している。
セクターでは空運、建設、電力ガス、不動産、保険、その他金融、情報通信、医薬品、水産農林が上昇。
半面、倉庫運輸、精密機器、ガラス土石、非鉄金属、海運、小売、電気機器などが冴えない。
想定内であろうが、利食いが先行するものの、5日線が支持線として意識される底堅い相場展開となっている。
2万円から上は慎重になりやすいだろうが、押し目買い意欲は強そうだ。
もっとも、主力処は高安まちまちであり、セクターをみてもリバランス的な動きであるため、中小型株やテーマ株などの材料株に物色が広がりをみせてくることになろう。
また、今晩の米国ではMBA住宅ローン申請指数、ADP全米雇用報告、非農業部門労働生産性確定値、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。
12月の利上げは織り込まれており、結果を受けて大きなトレンドは出難いと考えられるが、やはり重要指標の発表を前に、模様眺めムードにつながりやすいだろう。
(株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は123円04銭付近、日本株の下げ幅縮小受け底堅い ドル・円は123円04銭付近で推移。
日経平均株価が下げ幅を縮小し、再び20000円台に乗せたことが好感された。
ドル・円は前日海外市場から値を戻す展開。
日経平均の下落を受け、122円83銭まで売られた後は、日経平均が下げ幅を縮小し、20000円を回復したことでドルは値を切り上げ、123円04銭まで上昇した。
ドルはやや買いが入りやすく、底堅い動きが続いた。
ただ、上海総合指数は前日比マイナス圏で推移しているほか、ランチタイムの日経平均先物がもみあう展開となっていることから、ドルは午後の取引で上値の重い展開になると予想する。
12時28分時点のドル・円は123円04銭、ユーロ・円は130円66銭、ポンド・円は185円42銭、豪ドル・円は90円00銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ (T:9983)、東エレク (T:8035)、TDK (T:6762)が日経平均を約35円押し下げ ・目標株価引き上げで鹿島 (T:1812)、カシオ (T:6952)、DNC (T:4005)がしっかり ・郵政グループ3社は前日終値近辺でのもみ合い ☆後場の注目スケジュール☆ ・14:00 岩田日銀副総裁会見 <海外> ・特になし <SY>