[6日 ロイター] - 米通信大手AT&T (N:T)傘下の映画会社ワーナー・ブラザーズは、ドゥニ・ビルヌーブ監督最新作のSF映画「DUNE/デューン 砂の惑星」とロバート・パティンソン主演の「ザ・バットマン」の劇場公開を延期すると発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)がエンターテインメント業界にさらなる打撃を与えた格好だ。
DUNEは今年12月から2021年10月に、ザ・バットマンは21年10月から22年春にそれぞれ公開が延期された。
ザ・バットマンは、主演のパティンソンが新型コロナに感染したと広く報じられ、撮影が2週間中断していた。撮影は9月に英国で再開されている。ワーナー・ブラザースはパティンソンの感染に関する報道を確認も否定もしていない。
新型コロナの感染拡大を受けて導入された規制が緩和された後も、人々の間で映画館に足を運ぶことに懸念が残っているほか、閉鎖されたままの映画館も多く、製作会社は大作の公開を延期している。